ある共産党事務所での質疑応答(2014/11/26) - Android版ソーシャルゲーム報告
このインタビューを読んで、共産党がもし政権を取れるとしたら?
という妄想を考えてみた。
1,資本家や経団連と手を組む「共産党」
資本家と経団連を中心に、3%ほどの金融資産を提供してもらう。
税金という印象の悪い名前でなくてもいい。
そもそも資本家は購買力が高く、
社会インフラが安定してる国でこそ儲かる。
どうしたってサラリーマンは、グローバル化の低賃金化がかかり
生かさず殺さずのところに落ち着く。
そして利益の美味しい所は資本家がもっていけるのだから、
ある程度下にお金を回したほうが
ずっと自分の資産が膨らむようになる。
僕ら庶民は税金や財政をゼロサム・ゲームのように考えて
消費税の10兆円をどうするかになやむが、
世界の金融資産は数年で倍々ゲームとなりすでに数京円に達しており、
実態のない金融という世界ではゼロサム・ゲームではなく、
新しい技術と市場と、その活用が生まれるほど
お金がどんどん増えていく仕組みとなっている。
そもそも日本の株価や価値は、そのインフラや社会保障込みで動いているものだ。
こういう資本家は自分が儲かるために投資することはいとわない。
今の共産党の言い方では、中産階級まで全部敵に回すからダメ。
言うなら、
「あなたたち資本家のお金をこう上手く使った方が、
さらに経済を回せてあなたたち資本家の得になる。
中間搾取、下請け構造の偽のトリクルダウンなんてなく、
なんの利権のしがらみもなく
直接低所得者層の支援ができる党は私達だけだ。」
という
資本家や経団連の味方としての共産党となり、
生かさず殺さずのレベルを引き上げることが重要。
形のうえでは、共産党が資本家からお金を奪う事に変わりはないのだが
資本家を敵ではなく味方として扱うだけで、結果はかなり違ってくる。
2, 利権構造の改革を行う
支持基盤の利権とつながりすぎる自民や民主ではこれが無理。
医療が道路教育だろうが、ここにメスを入れられるのは
全く関係ない共産党しかないだろう。
長い利権構造にどんどん無駄が生まれるのはお役所仕事や
官僚の天下り上しかたないことでもあるし、
全てぶっ壊して作り変える時には一時的に大失業だって生むだろう。
でもそれぐらいの痛みを覚悟でやりきれば恒久的に税金を減らせる。
実はこの点で資本家が一番信用できる政党こそ共産党だと思う。
資本家も馬鹿じゃないので、自分のお金を適切に低所得者層へあてて
生活スタイルの向上や購買力へつながり
経済が廻るならばそれに越したことはない。
しかし、普通に税金として取られるとその何割もが
無駄な利権構造に絡み取られてしまう。
つまり資本家から別の資本家へお金が移ってるだけで
まったく得しない税金になる可能性が高いから払いたくないのだ。
なので利権構造のしがらみのない共産党は、
この点でも資本家を味方につけやすい。
あなた達資本家の税金という投資は無駄にならず
すべて庶民へ、倍々ゲームにとりこまれる種銭として使われるので、
より大きく返ってきますよと言える。
3,「共産党」という名前を変える
その戦前からの名前の歴史やプライドが許さないだろうけど、
上記の資本家を仲間に引き入れて本当に変わったんだ
ということを示すためにも、
その名前の悪いイメージを払しょくするためにも、
共産党の党名変更はとんでもないインパクトになる。
これまでの「共産党」だったからこそ、
不正に強く、利権改革に強く、弱者に優しく、
そして強者の資本家とも協力する、、という体制に変更できたら
さすがに今回の選挙には間に合わなくても
あながち4年後の自民党へ対抗できるのではないだろうか?
共産党なんて大丈夫か?
確かに、
共産主義の計画生産になってみんな貧乏になるのではないか?
資本家や企業が全部日本から逃げるのではないか?
国防が弱体化し、中国の属国となるのではないか?
共産党に政治や経済をまわすことができるのか?
また、戦後のいろんな事件やトラブルも考えると
どれだけ弱者にやさしくてもイメージは悪い。
かなり悪い。
僕としては、共産主義で計画生産で
みんな貧乏になるという心配はしていない。
ソ連が没落し、中国がすでに資本主義を取り入れてるので
そんな理屈に合わない政策が実行されるわけないと思ってる。
(日本は社会党が政権とったこともあったが別に社会主義にならなかったし)
また、僕が思う「新生共産党」は資本家を仲間にすることがスタートなので
資本家も経団連も敵にはならない。
でも国防についてはたしかに不安だ。
詳しくないので棚上げになるが、
上記方針の経済政策を中心に掲げるなら
国防抜きでも支持者は増えるかもしれない。
あと、政権取ったことない民主党の4年間がグダグダだったのに、
共産党に政治や経済が回せるのか?
官僚も味方になってくれるかというと、
それも大きな不安点になる。
改革なんて言ったら8年はかかるかもしれないのに、
ぶっ壊し中に4年後自民党へ戻ってしまうと
民主のときのように傷口広げるだけになってしまう。
そう考えると、大穴すぎて不安は尽きないが
こうやって選挙の選択肢を増やしてもらわなければ、
自民がダメならどこいれたらいいんだという現状では投票率も上がらない。
ぜひ共産党には、資本家や経団連を仲間に引き入れ、
官僚も、天下り狙ってる老害は無理だろうけど
入りたての若い真面目な官僚とのつながりを強化しつつ
そして名前を変えるぐらいのインパクトをもってほしいと思う。
自民党への対抗勢力として
これまでの敵(資本家から中産階級)を攻撃する政党では
今回も議席2桁すら届かないだろう。
ゆえに味方(資本家、経団連、官僚)を増やす政党になって欲しいと切に思う。
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